なんとも刺激的なタイトルの記事が飛び込んできたので調べてみました。

ネタ元は株式会社サイゾーが運営するウェブサイト「TOCANA」。
「ホントカナ?」の「トカナ」というから、まぁそういうスタンスならこういう記事もありかなということで引用します。

4Gに続く次世代通信として注目される5G(第五世代移動通信システム)。日本でも2020年の東京五輪での運用開始を目途に、NTTドコモが精力的に研究・開発に取り組んでいるが、ここに来てそれに待ったをかける驚愕のニュースが飛び込んできた。なんと、5Gの運用開始とともに人類が滅亡する可能性があるというのだ!
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内容自体は続きを呼んでもらえれば良いが、5Gの実験状況が気になったので調べてみた。

現在、利用されている4Gの周波数は800MHz(0.8GHz)~3.5GHzの間なので、更にそれより高い周波数を利用するわけだが、上はどれくらいまでを想定しているのだろうか。ドコモのウェブサイトで確認してみるとどうやらEHF帯と呼ばれる30GHz帯までの実験を行っているようだ。例えば30GHzでの波長を計算してみると光の速度は秒速30万Kmなので30万Km/30GHzなので・・・う~んどうなる?数字は苦手だぁ。

とりあえず30万Kmをメートルに直すと30万×1000mで3億メートルか。さらにセンチメートルにすると300億センチだね。・・・で、1Gは10億だから、30GHzは300億ヘルツか。ん?300億センチ/300億ヘルツになって、波長は1cmだ!・・・てなことをしつつググっててみたら、普通に総務省のホームペジに図がありました。^^;
インターネットは便利だ。


総務省の電波利用のホームページより

EHFのミリ波は衛星通信等、既に通信電波としては利用されているが、それが一般的に我々の住空間を飛び回るのは少し心配かも知れない。10cmの波長が1cmになる感じだが、身体の穴で1cm以上を考えると鼻の穴?、耳の穴?、口を開けた時?(大口を開けても10cm以上は無理なので3GHzは入って来ない)。素人が考えるイメージなので実際はそんなことは無いだろうが、機器の実験ばかりでは無く、生体に関しての安全性の実験に対しても予算を投入するのが通信事業者や電子機器メーカーの役割のような気もするのだが。


NTTドコモのホームページ「世界主要ベンダとの5G実験の概要」より