カリフォルニア州公衆衛生局(California Department of Public Health, CDPH)は携帯電話からの電磁波の危険性に関する警告と影響を減らす方法をまとめたガイドラインを発表した。

現時点では、携帯電話が発する電磁波が体に悪影響を及ぼすという確固たる証拠は無いが、近年、米国での携帯電話の使用が劇的に増加している状況の中で、長年にわたる使用や使用頻度の高い人は健康に影響を与える可能性があることを指摘している。

CDPHのカレン・スミス氏は、携帯電話からの電磁波被爆を減らす方法として、ガイドラインの中では以下のことを推奨している。

  1. 携帯電話をポケットに入れない
  2. 携帯電話を耳に長時間押し付けて通話しない
  3. 就寝時は携帯電話は近くに置かない
  4. 電波状態が悪い時には使わない(携帯の出力アップ機能が働くため)
  5. 高速移動時には体から離す(基地局切り替えのため出力が上がる)
  6. 携帯電話での動画視聴時は注意(データ転送量が大きくなるため)
  7. ヘッドセット使用は通話中の必要最小限にする。

要するに、出来るだけ携帯電話やスマートフォンは体から離すことに注意するということになる。男性の方はバッグを持たない人も多いので、ついついポケットに入れて外出してしまい勝ちだが、やはりバッグに入れる等、体にに密着させるのは避けたほうが良さそうだ。